イヴァスト証券のシステムトレードとしてETFで自動売買をしてくれる「トライオートETF」
トライオートETFは、株式市場全体が下がっている時でも短期で売買してくれるため、利益をコツコツ積み上げてくれる性質があり、リスクヘッジとしても有効な資産運用と言われています。
しかしながら、相場の波を利用して鍛金売買するトライオートでも、相場がリーマンショックなどのように一方方向に動く場合には、証拠金をした周りロスカット(強制的に決済)される場合もあるので注意が必要です。
トライオートETFの証拠金の考えかた
トライオートETFでは、自動売買で、システムがポジションを持ったときに「有効証拠金(%)」が表示されます。
この%が100%を下回るとロスカットが発生し、強制的に決済となります。
ロスカットを防止するためには
ロスカットとなると強制的損失を被るため、そのときの判断が必要となります。
ロスカットを避けるためには
資金を投入して証拠金を減らす
持っているポジションのいくつかを決済する。(損失の確定)
とうことが言えます。
損切りを細かくすると損失ばかり増える。
システムトレードで個人が損切りするのは、実はそんなに簡単ではありません。
なぜなら個人で損切りを使用とすると「できるだけ損しないように」という心理が働いてしまし、損切りばかりで損失がどんどん積み上がってくるからです。
トライオートETFは上の図ように、相場の波を利用して利益を積み上げる方法です。
なので、大体は含み損を抱える取引方法となっているのです。
それを短期で利益が出ると利益を積み上げて行く方式です。
トライオートの自動売買システムの銘柄を選ぶときには、その銘柄が過去の相場でどのように機能したのかを「損益」と「損益率」で知ることができます。
上の画像の例でいうと、2017年1月から2018年5月までの期間で取引をすると34%の利益を得られる銘柄となっています。
期間を昔にさかのぼっていくとわかるように、ロスカットになることはほとんどない状況です。
なので、「ロスカット」の時にどう対処するかをあらかじめ考えておく必要があります。
ロスカットを受け入れる。
トライオートETFは含み損は大体抱えるもので、そこから「ロスカット」をどう対処するかを考えることが重要です。
これまで、上の画像のように「リーマンショック」を始め経済危機が10年単位で発生をしています。
そしてそのたびに高値を更新している状況です。
トライオートでは
「一方方向の大きな相場ではロスカットを受ける可能性がある」
という特徴があります。
なので、そのままにしておくとせっかく積み上げた利益を吐き出すことになってしまいます。
こうした場合の対処法としては、
「定期的に積み上がった利益は出金をしていく」
というのが一つのポイントになると思います。
基本的にシステムトレードは自動売買なので、経済危機に対応するようにはシステムがされていません。
なので、
・経済危機の前触れには前もってシステムを止めておく。
・ある程度の利益は取り出しておく
といった柔軟な姿勢が大切です。