立花証券は創業1953年の老舗の証券会社であり、現在ネット証券は「ストックハウス」と「e支店」があります。
もともとストックハウスというネット証券で現物取引や投資信託など全般的に取り扱いを行っていた立花証券でしたが、新しく「立花証券e支店」のサービスを開始し、手数料を業界最高水準に安くするサービスを開始しました。
「ストックハウス」と「e支店」の取扱銘柄や手数料の違いをこの記事では比較していきます。
しかしながら立花証券では「ストックハウス」と「e支店」はどちらかしか口座開設ができない規定となっています。
ですが、お互いの特徴がわかるとうまくサービスを利用できるので、これからサービスについてご紹介して行きます。
立花証券について
会社名 | 立花証券株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 石井 登 |
創業 | 1953年9月1日 |
資本金 | 66億9,570万円 |
住所 | 東京都中央区日本橋茅場町1-13-14 |
従業員 | 507名 |
自己資本比率 | 610.8%(2021年6月末時点) |
立花証券は創業1953年の老舗の証券会社となっており、現在ネット証券のサービスとしては、「ストックハウス」と「e支店」の2つがあります。
ストックハウスとe支店の取り扱い商品について
立花証券の2つのネット証券の取り扱い商品について以下の通りです。
ストックハウス | e支店 | |
---|---|---|
現物取引・信用取引 | ◯ | ◯ |
NISA | ◯ | ◯ |
投資信託 | ◯ | ー |
ETF | ◯ | ◯ |
日経先物 | ◯ | ー |
IPO | ◯ | ー |
ストックハウスが、SBI証券や楽天証券のように全般的に商品を取り扱っているのに対し、「e支店」は現物・信用取引に特化した証券会社と言えます。
ストックハウス・e支店の手数料の違いについて
現物取引手数料
1注文の約定代金 | ストックハウス | e支店 | SBI証券(税込) |
---|---|---|---|
10万円 | 88円 | 77円 | 97円 |
20万円 | 110円 | 99円 | 113円 |
50万円 | 264円 | 187円 | 270円 |
100万円 | 517円 | 341円 | 525円 |
300万円 | 990円 | 473円 | 994円 |
1000万円 | 990円 | 869円 | 994円 |
ストックハウスとe支店の現物取引の手数料を比べると「e支店」がかなり安いことになります。
ネット証券大手のSBI証券とも比較していますが、それよりも「e支店」が安くなっています。
信用取引手数料
ストックハウス | e支店 | SBI証券(スタンダードプラン) | |
---|---|---|---|
10万円以下 | 0円 | 0円 | 99円 |
50万円以下 | 0円 | 0円 | 198円 |
1000万円以下 | 0円 | 0円 | 385円 |
1000万円以上 | 0円 | 0円 | 385円 |
信用取引手数料については、「ストックハウス」「e支店」ともに手数料が0となっています。
*ストックハウスでは電話での取引の場合は別途手数料が発生します。
2つのネット証券同時の口座開設はできない。
ということは、どちらかの証券会社を口座開設して不足するサービスは他の証券会社を利用するという使い分けができるわね。
・既に弊社で営業員を通じてのお取引口座を開設されているお客様および、タチバナストックハウスのお客様は同時にe支店口座を開設してご利用いただくことはできません。
弊社においてお客様がご利用できる口座は、いずれか1口座となっております。・営業員を通じてのお取引口座を開設済のお客様は、担当営業員にご相談ください。
・タチバナストックハウスのお客様はストックハウスのコールセンターにご相談ください。
ストックハウス・e支店の使い分けについて
以上ご紹介してきたように、ストックハウスが全般的なネット証券に対して、「e支店」は現物・信用取引に特化したネット証券と言えます。
以下ネット証券の使い分けのポイントになります。
・現物・信用取引であれば、手数料業界最高水準の「e支店」を利用する。
・投資信託やロボアドやIPOなどは他のネット証券(SBI証券や楽天証券など)を利用して、それぞれの強みを活かして利用する。
e支店の詳細について
以上ご紹介してきたように、立花証券の「e支店」は現物・信用取引に特化した強みがあります。
「e支店」についての詳細については、「立花証券「e支店」の評判と口コミ〜株取引のメリットは?」を参考にしてください。