コロナウイルスの影響で、ウェルスナビ(Wealthnavi)についても実際に個人の投資運用者の成績では大きく資産が減少して、これまでの含み益(利益)大きく吹き飛ばした状況となっています。
特に2020年3月から株式市場や外国為替市場が大きく価格が値下がりし、リーマンショック以降の大きな金融危機ではないかという声が上がっています。
この資産のマイナスをどう乗り切るのか?
ウェルスナビの柴山社長はこの値下がりについては、通常通り資産運用を行うことが将来的に資産を増やせる可能性があると発言をしています。
基本的にウェルスナビは10年、20年など長期的に資産運用をすることを目的としており、今回のような株価の値下がりは想定しているということを言われています。
ウェルスナビナビでは大きく資産が減少
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— 主人に内緒で投資頑張る専業主婦(30) (@ganbaru_shufu) March 9, 2020
ウェルスナビは、国内、海外の株や債権など複数の分散投資を自動でするサービスです。
ウェルスナビのパフォーマンスは、今年に入ってからも良かったのですが、3月のコロナショックの株式市場の大きな値下がりでは、大きく資産を減らしたが多くいるのが現状です。
不思議なんですがマイ転してからは何にも感じないんですよね~。もう単なる数字ですわ。60、70まわってコレだと焦りそうですけど、自分たちまだ若いんだから、時間経てばそのうち回復するでしょう。案外すぐかもしれないし。
まぁ-50~60%までは許容範囲なので行くところまでGO😆👍⬇️ #ウェルスナビ pic.twitter.com/SfqDlcSETe— ですくろ (@desukuro_) March 13, 2020
ウェルスナビの柴山社長から運用のアドバイス
ウェルスナビの柴山社長から今回の運用に関するアドバイスが動画で紹介されています。
現在、新型コロナウイルスの感染が拡大し世界の金融市場が混乱しています。特に今年2月下旬以降、株価や為替相場が大きく動いています。
このため、資産運用に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
長期投資では金融危機の影響は、そんなに問題ではない
ウェルスナビでは、短期的に資産を増やすことではなく、10年、20年かけて資産を増やしていくことを目的として、「長期・積立・分散」による資産運用を自動化しています。過去25年間には、アジア通貨危機やリーマン・ショックなど5回もの金融危機がありましたが、「長期・積立・分散」による資産運用は、こうした金融危機を全て乗り越えることができました。
その間に世界経済は約3倍に成長しました
上の画像では2009年にリーマンショックで大きく値下がりをした状況をアメリカの株価指数S&P500で表しています。
その後2009年から株価が上がり始め3年後の2011年にはリーマンショック前の水準にもどっています。
だってリーマンショック後に買ってなかったら、リーマンショック前の価格水準に戻ってもプラマイ0でしょ?
新型コロナウイルスの感染拡大により世界経済が短期的にダメージを受ける可能性はあります。
しかし、こうした影響は、いずれも一時的なものだと思われます。10年後、20年後の世界経済を考えたとき、今回の傷跡は、よく思い出してみないとわからないほど、限定的になっているでしょう。
相場の変動を見て特に特別な行動をとる必要はない。
ウェルスナビのような「長期・積立・分散」の資産運用では、相場の大きな変動は決して想定外ではないということです。
資産運用を10年、20年と続けていく中では、今回のようなことが何度も起きるはずです。ウェルスナビは、こうした動きも念頭に置いて、最適な資産の組み合わせによる長期的な資産運用を実現しています。
つまり、ウェルスナビでも金融危機時のシュミレーションをしているように、金融危機が起こった時の運用は想定の範囲で、引き続き運用を継続することが重要であるということを言っています。
今は資産運用以外にも時間とエネルギーを使うべき大切なこと
このようなとき、私たちが取り組むべきことは、自分自身や家族の健康を守ることです。仕事や子育て、趣味など、日常生活を維持し続けることです。
普段以上に、思いやりの気持ちを持ち続けることです。
相場の変動はこれまでも金融危機をはじめとして経験をしてきました。
今回のように相場で資産を減らした場合でも、通常通り運用することが将来的に利益を上げる方法ということになれば、相場の変動に一喜一憂するのは良い選択肢とは言えないということがいます。
ウェルスナビの関連記事
以下ウェルスナビの関連記事がありますので、参考にしてください。
NISAでもイデコでも投資は継続することが重要ではないか。
今回ウェルスナビだけでなく、NISAやidecoでも同じように運用している人は資産を減らしています。
しかしながら、ウェルスナビの社長が言われているように価格が下がった時に運用をやめてしまっては、価格が安い時に金融商品を買えなくなってしまい、将来的に価格が上がっていく時に利益が出るのが遅くなる可能性があります。
そう言った意味で今回の金融危機は、長期で考える場合にはNISAやidecoも想定ないとして運用を継続していくのがいいかと感じています。