国内大手証券会社の楽天証券を運用する場合のおすすめしたいNISA(ニーサ)や積立(つみたて)NISAに対応した投資信託(ファンド)の銘柄とその特徴、信託手数料についてご紹介して行きます。
NISAや積立NISAについては運用利益について減税措置を受けることができる制度として、現在加入者が増加傾向にあり、楽天証券では大手の証券会社として豊富で幅広い銘柄を扱っています。
銘柄の中には今話題のNISA(ニーサ)に対応ものもあり、他の証券会社に比べて弾力的に運用することができます。
楽天市場でポイントを貯めている人など楽天のサービスを利用している人は、楽天証券でもポイントが使えるので、オススメの証券会社と言えます。
楽天で取り扱っているNISA対応ファンドの特徴
楽天証券は楽天グループのインターネット専業証券大手です。
NISAで運用できるファンド
楽天証券では合計2645本のファンド(投資信託)を取り扱っています。(2018年9月10日時点)
そしてこれらファンドのほとんどをNISA口座で運用することができます。
積立NISAで運用できるファンド
積立NISAは積み立て貯金をするようにしてファンドに投資するNISAです。
積立NISAでは金融庁が指定した手数料が格安のファンドのみが対象になっています。
楽天証券では143本のファンドで積立NISAの運用をすることができます。
楽天証券は質・量ともに日本最高レベル
NISAや積立NISAで運用できるファンドの数は日本でもトップクラスです。
特に積立NISAではネット証券でトップを競っているSBI証券と同程度のファンドを取り扱っています。
楽天証券で投資できるファンドの特徴
楽天証券で運用できるファンドには投資経験の多い人たちから高評価なものがそろっています。
・「たわらノーロード」シリーズは買付手数料無料のファンドです。
・「eMAXIS」シリーズも信託報酬の安さに定評があります。
・「ひふみプラス」「コモンズ30」は投資経験者の中でも評価の高いアクティブファンドです。
楽天ファンには最高の使い勝手
楽天証券はグループ企業との連携でさらに有利に運用ができます。
楽天での買い物などでもらえる「楽天ポイント」を投資資金として使うことができます。
さらに楽天銀行口座との連携を行うことで銀行口座の金利を0.1%にすることができます。
また、ファンドを保有するだけで楽天ポイントが毎月受け取ることができます。
使い勝手の良い各種ツール
楽天証券ではファンドのランキングサイトを設けています。
買付ランキングだけでなく、多くの人が調べているファンドや、値動きのランキングも見ることができます。
また、検索機能も充実しています。
分配金(配当)のもらい方や、投資地域を選択するだけで自分に合ったファンドを選び出すことができます。
次の章では楽天証券でおすすめしたいファンドをご紹介します。
楽天証券でおすすめしたいファンド(商品)
【楽天証券おすすめファンド4選】
名称 | 信託報酬 | 特徴 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.17172% | 東証一部銘柄に分散投資 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド |
0.1696% |
米国株に分散投資 |
eMAXISSlimバランス(8資産均等型) |
0.17172% |
様々な資産に分散投資 |
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> |
0.216% |
円高・円安のリスク軽減 |
特に米国株はこれまでパフォーマンスが良いので外せないわね!
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
初心者の場合、「まずは日本株で」と思われるかもしれません。
その場合日経平均よりもTOPIX(トピックス)を使ったファンドをおすすめします。
TOPIXの方が、東証一部のほとんどの銘柄に分散投資されるので、安定性が高いと考えられるからです。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
このファンドはアメリカの年金基金運用会社と提携して、アメリカの株式に分散投資します。
効率よい運用にはアメリカの株式は外せないでしょう。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
このファンドでは日本や先進国、そして新興国と幅広い地域へ投資を行います。
また株式・債券・REIT(不動産)といった資産に均等に投資します。
徹底的に分散投資を行うことで、安定した運用を行うことができます。
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
外国へ投資をする場合、気になるのは投資先の通貨価値の変動です。
このファンドでは「為替ヘッジ」という仕組みで通貨価値の変動を最小限にします。
通貨価値の変動が少ない分、安定した運用が行うことができます。
楽天でのNISA口座は手数料がお得!
楽天証券では、国内銘柄の手数料が無料で、バンガードファンドを含む海外ETFの手数料が無料(買い)となっています。
楽天証券は銘柄が豊富な上に、主力と言える海外ETFの手数料が実質無料となっているため、楽天証券でのNISA口座は特に人気といえます。
積立NISAにオススメのファンドとは
この記事はNISAと積立NISA共通でオススメの銘柄をご紹介しています。
しかしながら積立NISAは、非課税期間がNISAの5年に比べて20年と長期に渡って投資ができるのが特徴です。
積立NISAのみに特化した場合についてオススメのファンドは以下の記事でご紹介していますので参考にして見てください。
まとめ
以上楽天証券でのおすすめファンド(投資信託)についてご紹介してきました。
投資信託は強さがある米国株を含めて複数運用していきたいところです。
NISAについては、信託手数料が割安な商品が揃えてあり、減税措置を含めて賢く運用することが可能です。