資産運用として株と仮想通貨の違いについて、大きくいう時価評価つまり取引額が大きく違う点があります。
世界中の人が取引をする株取引には毎日巨額のお金が動いており、値動きが仮想通貨について安定していますが、仮想通貨についてはまだ取引額が少ないため、価格の爆上げもありますが、短期に暴落もあるというのが現状となっています。
堅実に投資をするなら株式投資、そしてある程度中長期で大きな値上がりを狙っていきたおのであれば仮想通貨というふうな投資スタイルの違いがあり、もちろん2つの投資を併用している人も多くいます。
株と仮想通貨の違いについて
株と仮想通貨の違いについては以下の通りとなっています。
項目 | 株 | 仮想通貨 |
---|---|---|
値動き | 平均的に数% | 平均的に数%から数10% |
取引時間 | 平日の9時から15時 | 24時間365日 |
配当 | 有り | 無し |
税制上の優遇 | 申告分離課税一律20% | 累進課税(雑所得) |
現物 | 株券や優待券 | インターネット上の通貨 |
最小投資額 | 1000円から | 100円程度 |
仮想通貨と株の価格差について
上の画像は、1日の仮想通貨の値幅(左)と株の値幅(右)を比較したものになります。
仮想通貨はまだ取引高が株に比べて少ないため、値幅は大きく動きやすく、大きく利益が得られる反面、買った時に大きく値下がりする場合もあります。
仮想通貨には取引所へのハッキングの可能性もある。
仮想通貨、盗難や消失被害が後絶たず
→取引所はセキュリティー対策を強化しているが、すきを突かれてハッキング被害にあっているのが現状
→業界関係者「仮想通貨のシステムはまだ堅牢とはいえず、ハッキング集団に標的にされている面もある」https://t.co/ajZqFPiaMO #コインチェック pic.twitter.com/8MQoIgInUE— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年1月26日
2018年1月末に仮想通貨大手コインチェックから『仮想通貨ネムが約500億円流出する事件🔗』がおきました。
このように仮想通貨はまだ技術的に新しいゆえに保管のリスクも伴います。最近は個人用のウォレットで保管する場合も多いみたいです。つまりセキュリティの知識も同時に必要になるということです。
株は仮想通貨に比べてローリスク、ローリターン
株(東証一部の優良企業等)の場合は仮想通貨に比べて取引額が多く、値動きが安定しているため、株を買うタイミングは仮想通貨に比べてわかりやすくなっています。
税金の違いについて
仮想通貨と株には税金の大きな違いがあります。
株が「申告分離課税で一律20%」に比べて、仮想通貨は「累進課税制度(〜最大税率55%)」をとっています。
つまり株は稼げば稼ぐほど、税金は20%なので、他の税金に比べて優遇されている事実があります。
仮想通貨の詳しい税金については『こちら🔗』の記事で詳細に解説してあります。
まとめ
株👉税制上の優遇や値動きが安定しているため投資しやすい。また企業の成長を見たり、配当がもらえたり投資の実感が強い。
仮想通貨👉デジタル上の通貨を保有し、ハイリスクハイリターン。仮想通貨のブロックチェーン 技術は銀行を通さず個人間で支払いや送金ができるのは面白い。
仮想通貨と株の違いは、株の方が税制や配当があったりと堅実に投資ができるメリットがあります。
しかしながら仮想通貨も送金ができたり、銀行間の取引に使われたりと実用的な面もあるので、持っておくのも面白いと言えます。
株は大きな金額がないと取引できないと思われがちですが、単元未満株、ミニ株などは1000円単位から持てるものもあるので、投資しやすいと言えます。