株の用語でよく使われる「イナゴ」とは、高騰(急騰)した株価に群がる投資家のことをいいます。
ですが株取引の初心者には「イナゴ」のせいで大きな損(損失)をする可能性もあり危ないため、ここでよくその特徴を知っておく必要があります。
「イナゴ」の投資家は、群れをなすことで価格を釣り上げ、短期的に大きな利益を得ようとします。
この特性を利用して儲けようとする人もいますし、逆にイナゴの群れを避ける投資家もいます。
株の「イナゴ」って何?
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「イナゴ」については、上のチャートのように特定の銘柄について、投資家が「買い」を入れ短期的に相場を高騰させ、その後利益確定から売り抜ける人たちのことを言います。
このような「イナゴ」の人たちを「イナゴトレーダー」「イナゴ投資家」とも言います。
特に初心者の投資家の方は、このイナゴ投資家が群がって価格がつり上がった「イナゴタワー」にのって、その後の急落で損をする人も少なくなく注意が必要です。
どいういう時に「イナゴ」は発生するのか?
アイフリークモバイル 。事業内容に仮想通貨交換業追加で高騰中。具体的な内容が気になります。 モバイル会社だけにブロックチェーンのアプリではないかと。 pic.twitter.com/jG646hJQgX
— ヨリコ@専業主婦兼投資家 (@yorikokabu) 2018年5月23日
株の掲示板や上のようなツイッターなどのSNSでは日夜株の情報が飛び交っています。
特に影響のあるインフルエンサー(大口投資家)の情報については、たくさんの投資家がどんな情報を配信するのかを常に監視をしており、そういった要因もあり、「買い」が「買い」を呼び短期的に価格が急騰する状況が発生します。
どこまでいくねん!15%↑とかストップ高並みじゃねーか pic.twitter.com/ysIpe4wokn
— 水谷/株 (@mizutanids) 2018年5月29日
人間の心理としては、
「株が上がっている」 → 「乗り遅れる前に買おう!」
というものが働く傾向になります。
なので特に初心者の投資家については、まだ経験が少なくチャートが見慣れていないこともあり、チャートのパターンなどが頭に入っていないため、感覚的に急騰するイナゴタワーなどの相場にのる傾向があります。
👉イナゴ投資家は常に有力な情報を探している。
👉イナゴ投資家の買いで急騰しか株価は「イナゴタワー」と言われ、その短期売買により急落するため注意が必要。
「イナゴ」に便乗して儲ける方法はあるのか?
この「イナゴ」の群れに便乗して儲ける方法については「初動」にのると言われています。
なので「初動」にのるためには、高騰したというので飛びつくのではなく、「高騰する前」に株の掲示板やSNS上で期待されている、また多くの話題に上がっている株でまだ高騰していなものに目をつけておく必要があります。
そういった点からするとこのイナゴタワーで利益をあげようとすると
「取引のスピード」だけでなく、「早期に情報を掴む」ということもスキルとして必要になります。