ロボットアドバイザー(ロボアド)については、「ウェルスナビ」 や「THEO(テオ)」などがあり、資金を入れればあとは自動で買い付けをしてくれます。
なので、簡単に運用できるため、投資初心者や主婦の方にも人気の投資商品として注目を集めています。
ロボットアドバイザーの運用について、運用する上での「リスクや損失の状況」、「元本割れなどあるのか」などをまとめて行きます。
ロボットアドバイザーの簡単な概要
ロボットアドバイザーは基本的に「国際分散投資」を行うもので、特徴としては、
👉資金を入れれば自動で買い付けを行ってくれる。
👉短期で大きなリターンはないが、中長期で資産を増やせるように設計されている。
👉毎月で一定の積立も可能
👉主に外国株を運用
があります。
なので、最初は投資の診断をして、その人にあった運用方法をロボットアドバイザーが判断して自動で買い付け投資を行ってくれます。
ロボットアドバイザーは元本割れの可能性がある。
ロボットアドバイザーが行う投資であっても、必ず儲かるとは限りません。
投資を続けて最後に暴落というシナリオはゼロとは言い切れないし、AIを駆使しても対応不可能な相場もあるかもしれません。
しかし、これはどのような運用を行っても起こりうる話です。
したがってロボットアドバイザー特有のリスクではないということです。
短期間で大きな利益は出ない。
ロボットアドバイザーのひとつである「ウェルスナビ」によると過去2年間の実績は10%を超える運用益が出ているようです。
しかしながら株の世界で言う10倍株(テンバガー)のような大儲けには行かないのは、ロボットアドバイザーが徹底的な分散投資と積立投資を行うからです。
投資の世界で大儲けをするためには間違いのない集中投資と、適切な時期に投資を行うことが必要です。
そのためには大損するリスクを背負う必要があります。
一方でロボットアドバイザーは資産運用を行うツールです。
資産運用では大儲けを狙うことをしない代わりに、着実な利益を得ることを徹底します。
さらに時間を味方につけて資産を大きくすることを目指すのです。
ロボットアドバイザーが低リスクだと感じている人のまとめ
今回の暴落でわかった事は、
1、私はメンタル弱め。
2、だけど立ち直りまで一週間。
3、取り返そうとする。
4、レバ取引は損切り設定絶対。
5、今回の暴落で傷が浅いものが私にとって最高の資産運用方だと確信しました。#ウェルスナビ #トルコリラ #スワップ
さて仕事戻ろ。— まりちゃん@ほったらかし資産運用 (@pozzamon) February 8, 2018
投資の世界は価格の変動が世間を騒がせるため、投資家自身が心理的に振り回される可能性があります。
その点、ロボットアドバイザーは淡々と運用を進めてくれます。
資産運用における学び。
・長期投資(iDeCo、ロボアドなど)は安定感あり
・自動売買FXは意外と安定感あり
・ソーシャルレンディングも今のところ安定感あり
・仮想通貨、個別株はハイリスク
・レバレッジ掛ける系もハイリスク
・リスクとリターンは裏表
・元本小さいと話にならない— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) June 26, 2018
資産運用の世界ではロボットアドバイザーの安定感はピカ1のようです。
銀行の定期預金。
300万を10年近く預けて2.7万増。ウェルスナビでは100万を1ヶ月近くで3.5万増
マジで余剰金は銀行に預けちゃ損ですぜ。#お金に働いてもらう #資産運用 #ウェルスナビ #積立投資 pic.twitter.com/J6j0R2TfM8
— ニートの資産運用 (@masatounyou) October 21, 2017
金融資産の35%程、投資信託で運用しているが、個人の情報力で買った、売った、長期積立では大した収益にならないと思い、最近は解約してロボアドにシフトしている。投資信託の約半分はロボアドの残高になっている。最終的に投資信託はすべて売却予定。
— hitorigoto (@yhiguchi3) July 16, 2018
このように、プロが選んで運用してくれるロボットアドバイザーに投資の一部として加える人も増えてきています。
私の運用実績については「ヨリコの運用実績公開」の記事を参考にしてください。
ロボットアドバイザー で損失している人は?
ウェルスナビは、年齢が高いと何回判定してもリスク1になる。
主要な投資先が米国債ETF(AGG)。これが下がりました。
途中で手動でリスク度を4に変更
すると米国債を損切りして株式ETFを買ってくれた。
3万近くあった損失は、米国の株高のおかげでだいぶ少なくなった。 pic.twitter.com/0VvbPkH3ei— doutakudouhoko (@tatehoko1512ho1) May 24, 2018
ウェルスナビに長期割なる物が登場🤔
0.9%になるらしい😇😇😇
積立は日欧と新興の買い付け。THEOは債券を-600損売り。で新規に債券買い付けしてます。通算約-3500円の損を計上してきました😇😇😇#ウェルスナビ #THEO pic.twitter.com/3iAFEL1jq0
— 株木屋次郎 (@kabukiyajiro) May 13, 2018
なぜロボットアドバイザーは初心者にオススメなのか。
徹底的な分散投資と積立投資が最も健全でかつ賢明な資産運用の方法です。
しかし限られた資金しか持たない個人や初心者が、自らの手で分散投資を行うには限界があります。
積立投資も定期的に買い付け作業を行うことが面倒になるかもしれません。
その問題点をロボットアドバイザーは解決することができます。
ロボットアドバイザー の詳細については「ロボットアドバイザー が初心者にオススメの理由」の記事を参考にしてください。
オススメのロボットアドバイザー
ウェルスナビ
ウェルスナビでは富裕層が資産運用で行う手法をロボアドバイザーに行わせています。
個人の資金は少額ですが、多く集めることで富裕層と同じような運用が可能になります。
ウェルスナビでは独自の機能としてDeTax(デタックス)と自動リバランス呼ばれるものがあります。
・DeTax
この機能は損失が出た資産を売却することで、値上がり益や配当金にかかる税金を軽減する作業をロボットアドバイザーが自動的に行うというものです。
これは熟練した投資家の間では節税対策として用いられています。
・自動リバランス
この機能はロボットアドバイザーが常に資産バランスを監視し、リスクを最小限にした資産バランスに自動調整するものです。
こちらも資産運用の世界では一般的に行われています。
THEO
THEOでは徹底的な分散投資をロボットに行わせることで、安定した運用を目指しています。
THEOでは分散投資の軸として3つの分散を行っています。
・地理的分散
運用先を世界中に広げることで特定の地域の情勢に左右されない運用をします。
・アセットクラスの分散
値動きやリスク度合いの違う資産同士で運用することで一方の値下がりをカバーします。
・時間的な分散
長期間の運用をすることで日々の価格変動のリスクを軽減することができます。