スマホアプリで株式投資ができるPayPay証券(One Tap BUY)(ワンタップバイ)では、購入手数料(売買)が現在のところ毎月定額の「定額プラン」と1回あたりの売買で手数料がかかる「都度プラン」があります。
この2つのプランの違いを比較してどちらがおすすめなのかをご紹介します。
基本的にPayPay証券(One Tap BUY)は少額の株式投資には手数料が高いどころか、大手のネット証券(SBIや楽天)と比べても安くなります。
そして、新しく追加された「定額プラン」は月に980円の手数料で売買し放題となっているため、ある程度の購入金額でも安く取引ができるため、10万円以上を超える取引ではデメリットであったPayPay証券(One Tap BUY)にメリットが増えたということになります。
PayPay証券(One Tap BUY)での手数料
PayPay証券(One Tap BUY)では現在「定額プラン」と「都度プラン」があります。
それぞれのプランの特徴についてご紹介して行きます。
また、PayPay証券(One Tap BUY)の特徴と全般的な仕組みについては「PayPay証券(One Tap BUY)(ワンタップバイ)はどれくらい儲かるの?〜取引実績と利益について」の記事を参考にしてください。
PayPay証券(One Tap BUY)の定額プラン
PayPay証券(One Tap BUY)では定額プランがあり、
月に980円(税込1,058円)の手数料で、国内株、外国株が月に取引し放題というプランです。
*また外国株を買う場合は、都度プランと同じように為替手数料「35銭(1ドルあたり)」かかることになります。
都度プラン
都度プランは、売買のたびに手数料がかかる仕組みになっていて、従来からPayPay証券(One Tap BUY)でありました。
手数料は
相場が空いている時間・・・0.5%
相場が閉じている時間・・・0.7%(米国株)
となっていて、米国株を買う場合は「為替手数料35銭(1ドルあたり)」がかかります。
*為替手数料については、例として「1ドル=100円」の場合に米国株を10ドル(1,000円分)購入する時に、約3.5円(35銭×10ドル)の為替手数料が発生することになります。
2つの手数料を比較〜
2つの手数料を比較する場合に
- 1回の取引金額
- 毎月の取引回数
の目安を頭に入れておけば大丈夫です。
取引回数(往復) | 1回あたりの取引金額(0.5%*2) | ||
---|---|---|---|
1000円 | 5000円 | 10000円 | |
1回 | 10円 | 50円 | 100円 |
10回 | 100円 | 500円 | 1000円 |
20回 | 200円 | 1000円 | 2000円 |
50回 | 500円 | 2500円 | 5000円 |
100回 | 1000円 | 5000円 | 10000円 |
都度プランは一回の取引が0.5%なので、取引回数の往復で1%の手数料がかかります。
それを上の表にまとめました。
「定額プラン」が月980円なので、それを上回る場合は
・1回の取引が1000円で月100回まで
・1回の取引が5000円で月20回まで
・1回の取引が1万円で月10回まで
は「都度プラン」がお得になる計算となります。
つまりそれ以上になるなら「定額プラン」を選んだほうがお得になるということになります。
大手ネット証券とPayPay証券(One Tap BUY)の手数料を比べると?
PayPay証券(One Tap BUY)の購入手数料については、手数料が安い大手証券のSBI証券と比べると
- 日本株であれば1万円以内の取引
- 米国株であれば10万円以内の取引
であれば、ネット証券少しだけ安くなります。
しかしながら、ネット証券を使うメリットを考えると
●幅広い個別株から投資ができる。
●NISAやiDeCoなどの減税措置が受けられる投資もサービスが充実
とメリットも大きいので、「楽天証券」「SBI証券」などのネット証券での取引も検討してみることをオススメします。
まとめ
以上PayPay証券(One Tap BUY)の2つの手数料についてまとめました。
PayPay証券(One Tap BUY)は、少額の取引については手数料が大手証券会社よりも安くなるため、初心者や主婦にでも気軽に取引ができる株式投資と言えます。
口座開設もネットで簡単にできますので、一度チャレンジして見ると今後の資産運用について少額からステップアップできると思います。